【2021/11/17-11/23】 世界の新型コロナウイルス対策情報

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※各国・地域の動向は日々変動しております。
 急な渡航条件の変更もありますので、最新情報は各大使館や外務省等、公的機関のサイトをご参照ください。

アメリカ

11月19日、米疾病予防管理センター(CDC)は、ファイザー(Pfizer-BioNTech)またはモデルナ(Moderna)の2回目接種から少なくとも6か月が経過した18歳以上の全ての者を、推奨するブースター接種の対象に加えると発表しました。また、この発表に伴い、CDCはブースター接種に関する案内を更新しました。接種対象について、主な内容は以下のとおりです。

<最初にファイザー/モデルナを接種した人>
○ブースター接種すべき者
・50歳以上
・18歳以上の長期ケア施設入居者

○ブースター接種できる者
・18歳以上の全ての者

○接種のタイミング
・2回目接種から少なくとも6か月経過後

○ブースター接種すべきワクチン
・米国で承認されたワクチンのいずれも可(交差接種が可)

<最初にヤンセンを接種した人>
○ブースター接種すべき者
・18歳以上の全ての者

○接種のタイミング
・1回目接種から少なくとも2か月経過後

○ブースター接種すべきワクチン
・米国で承認されたワクチンのいずれも可(交差接種が可)

※2回接種型ワクチン(ファイザー、モデルナ)の2回目接種、または、1回接種型ワクチン(ヤンセン)の接種からそれぞれ2週間が経過している者は、米国において引き続きワクチン接種完了者(fully vaccinated)とみなされます。

※ヤンセン(Johnson & Johnson's Janssen)の接種者については、今年10月から18歳以上の全ての者が、CDCが推奨するブースター接種の対象となっています。

また、CDCによる上記発表を受け、DC、MD州、VA州では、18歳以上の全ての者に対するファイザー及びモデルナのブースター接種が開始されました。

①接種会場の選定
・CDCは、COVID-19ワクチン接種機関の探し方として、以下の方法を案内しています(抜粋)。

○「 www.vaccines.gov 」にアクセスして近所の接種会場(薬局、医療機関、保健局の接種会場)を確認
このサイトからワクチン接種実施機関の予約サイトへ直接アクセスできます。なお、医療機関の一部など電話予約のみを受付けている場合もあります。

○郵便番号を「438829」へテキスト、または、「1-800-232-0233」へ電話して、近所の接種会場を確認
○薬局のホームページにアクセスし、接種予約が可能か確認

○州保健局に問い合わせて、追加的な接種会場がないか確認

・DC、MD州、VA州保健局はそれぞれ、ホームページ上でブースター接種(含:接種予約)の案内を行っています。

〇ワシントンDC
https://coronavirus.dc.gov/page/get-vaccinated

〇メリーランド州
https://covidlink.maryland.gov/content/vaccine/booster-shots/

〇バージニア州
https://vaccinate.virginia.gov/ 

ドイツ

ドイツにおいて新型コロナウイルス感染状況が悪化している現状を踏まえ、11月18日、メルケル首相と連邦各州首相による協議が行われ、ドイツ全国一律の包括的な新たな措置(3段階の各連邦州の入院率に応じた制限措置、ブースター接種を含むワクチン接種のさらなる促進等)が合意されました。概要は以下のとおりです。

なお、今回の連邦と州の合意及び本19日に成立した改正感染症予防法を踏まえ、今後各州政府がそれぞれ新たな防疫対策を発表することとなりますので、各州政府の発表にご留意ください。

1.入院率(Hospitalisierungsinzidenz)に応じた制限措置の導入
全国一律に以下の措置をとる。ただし、ワクチン接種を受けることのできない者,ワクチン接種が推奨されない者、18歳未満の未成年者は除く。

①入院率(Hospitalisierungsinzidenz)の値が3以上の場合
以下のイベント、施設の訪問・利用には2Gルールが適用される(ワクチン接種者(geimpfte)、感染からの快復者(genesene)のみが訪問・利用可能)。5日間連続でこの値を下回った場合は解除される。

○余暇イベント・施設の訪問
○文化イベントや文化施設の訪問
○スポーツイベントの訪問・運動施設の利用
○レストランやその他の屋内でのイベント
○ボディケア施設の利用
○宿泊施設の利用

※2G:ワクチン接種者(geimpfte)、感染からの快復者(genesene)

②入院率(Hospitalisierungsinzidenz)の値が6以上の場合
各州は更なる防疫措置を導入する(2Gプラス)。

2G(ワクチン接種者(geimpfte)や感染からの快復者(genesene))も、感染リスクが高い場所、例えば人が密集しかつ衛生管理が困難なディスコ、クラブ、バーなどを訪問する際には、コロナ検査の陰性証明が必要。
5日間連続でこの値を下回った場合は解除。

③感染率が特に高く、公衆衛生システムへの負担が特に大きい場合
遅くとも入院率(Hospitalisierungsinzidenz)の値が9以上になった場合、各州は州議会の同意を条件として感染症予防法を適用し、更なる措置をとることができる。

※Hospitalisierungsinzidenz:過去7日間の人口10万人あたりの新規入院者数。以下のロベルト・コッホ研究所の日報で確認可能(RKI Taeglicher Lagebericht)。

2.高齢者介護施設等におけるコロナ迅速検査の徹底
高齢者介護施設、障害者施設等の入所者をコロナ感染から守るため、高齢者介護施設等の従業員や訪問者は、24時間以内に実施したコロナ検査の陰性証明を提示しなければならない(セルフテストでも可)。ワクチン接種を完了した従業員は、定期的にコロナ検査の陰性証明を提示すること。

3.職場での3Gルールの導入
①職場での感染の危険性が依然として高いため、職場での3Gルールを導入する。雇用者は毎日点検・記録するとともに、適切に従業員に情報を提供しなければならない。

②雇用者は従業員に対して、引き続き週2回の無料のコロナ検査を提供しなければならない。

③雇用者は、業務上の支障がない限り、ホームオフィスを可能とすること。

※3G:ワクチン接種者(geimpfte)、感染からの快復者(genesene)、コロナ検査実施者(getestete)

4.公共交通機関での3Gルールの導入
接触者追跡が困難であることから、今後近郊公共交通機関(バス、Sバーン、Uバーン)中・長距離列車等において、マスク着用に加え、3Gルールが導入される(ワクチン接種者,感染からの快復者ではない場合、24時間以内に実施したコロナ検査の陰性証明が必要)。

5.ワクチン接種の更なる促進
①感染の流行を押さえ込むためには、未接種者に対するワクチン接種が重要。

②ブースター接種の推奨(ワクチン常設委員会(STIKO)は18歳以上の全ての者に対して、最後(2回目)の接種から6か月後、ワクチンの供給が可能であれば最短で5か月後の追加接種を推奨)。

③さらに12月後半からは、5歳から11歳までの子供に対する接種も開始する見込み。

フランス

フランスにおける最近の犯罪傾向や日本人の方の被害状況などをとりまとめた海外安全対策情報(2021年7月~9月)が発表されましたので、以下のリンクからご参照ください。
https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/02100.html

フランスに滞在中の方、これから滞在を予定される方は、事前の準備に加え、最新の傾向にも留意し、犯罪の被害者とならないように、十分に注意して行動してください。