タンザニアで使えるおすすめWi-Fiレンタルとは？現地Wi-Fi事情から解説

「タンザニアでもインターネットを利用できる？」と気になっている方に向けて、現地のWi-Fi事情や無料・有料の接続方法、SIM事情などをまとめました。さらには、旅行や出張といった短期滞在時に最適な海外向けWi-Fiレンタル「WiFiBOX」に焦点を当て、おすすめポイントや料金プラン、利用方法について詳しくご紹介します。

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タンザニアのインターネット・Wi-Fi事情はどうなってる？

タンザニアにおけるインターネット事情を知るために、まずはインターネット普及率に注目してみましょう。

タンザニアでのインターネット普及率は、日本に比べると大幅に低いです。世界のインターネット利用状況を調査・公開している「Internet World Stats」によると、2022年におけるタンザニアのインターネット普及率は約37％。日本の約93％よりもはるかに低いほか、アフリカの平均値である約43％をも下回る数値となっており、タンザニアはインターネット環境を確保しづらい国であることがうかがえます。

▼Internet World Stats
https://www.internetworldstats.com/

また、タンザニアではWi-Fi事情もそれほど良好ではなく、都市部以外のエリアにおいてはアクセスポイントを見つけづらい印象です。タンザニアには自然や動植物を満喫できる観光地が多いため、観光に人気の場所であってもフリーWi-Fiに対応していないか、仮にアクセスポイントが設けられていても通信状況が不安定なケースが多くみられます。

さらに、フリーWi-Fiは暗号化されていないことから、情報漏えいといったセキュリティ面のリスクも存在します。そのため、タンザニアでは無料のWi-Fiに頼ろうとせず、有料Wi-Fiのような利便性・安全性の高い通信手段でインターネットに接続するとよいでしょう。

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タンザニアでのWi-Fi接続方法

先述のように、タンザニアでWi-Fiに接続するには「無料」と「有料」の2つの方法があります。ここでは、それぞれにおける具体的な接続方法をご紹介します。

タンザニアの無料Wi-Fi

タンザニアの無料Wi-Fiを利用する場合は、Wi-Fiスポット周辺でデバイスのWi-Fi設定画面を開き、そのスポットのログインIDを選択します。

IDを選択するだけで自動的にインターネットに接続できるケースもありますが、ホテルや飲食店などではパスワードの入力が必要なことが多いです。パスワードはスポット周辺に提示されているか、見当たらない場合はタンザニアの公用語である英語でスタッフに尋ねると教えてもらえます。

タンザニアの有料Wi-Fi

タンザニアで有料Wi-Fiを利用するには、海外向けWi-Fiレンタルを活用します。Wi-Fiレンタルとは現地対応のWi-Fiルーターを借りられるサービスで、費用はかかるもののフリーWi-Fiに比べて利便性・安全性ともに優れている点が大きな魅力です。

Wi-Fiルーターは、事前予約のうえで国内にて受け取ってから渡航し、現地に到着したら接続作業を行います。接続方法は無料Wi-Fiと同様で、デバイスのWi-Fi設定画面を開いてIDを選択し、所定のパスワードを入力するのみです。

なお、海外でWi-Fiレンタルを利用する際には、スマートフォンやタブレットの設定画面で「モバイルデータ通信」と「国際データローミング」をオフにしておきましょう。オンの状態にしておくと自動的に通信が行われ、意図しない通信料が発生する恐れがあるため注意が必要です。

タンザニア渡航でのWi-FiレンタルならWiFiBOXがおすすめ

タンザニアで利用できるWi-Fiレンタルは数多く存在するため、「どのサービスを利用したらいいのかわからない」とお悩みの場合もあるのではないでしょうか。ここでは、手軽に快適なWi-Fi環境を確保できる「WiFiBOX」に焦点を当て、注目したい特徴や利用料金などを詳しくご紹介します。

WiFiBOXとは

WiFiBOXは、テレコムスクエアが提供する海外向けWi-Fiレンタルです。約130の国と地域に対応しており、今回ご紹介しているタンザニアでももちろん利用できます。

利用方法はとても簡単で、Webで予約をしたら空港や駅などに設置されている貸出機からルーターを引き抜くのみ。帰国したら貸出機のスロットに差し込めば返却完了で、すべての手続きを非対面で行えます。

また、ルーターにモバイルバッテリー機能が搭載されており、スマートフォンなどの充電を行えることもWiFiBOXならではの魅力です。1台で2役のマルチなツールなので、タンザニア渡航時に持参すれば大いに役立つでしょう。

タンザニアでの利用料金・プラン

タンザニアで利用可能なWiFiBOXの料金プランは以下の通りです。

タンザニア専用

• 500MBプラン：1,190円/日
• 1GBプラン：2,090円/日
• 無制限プラン：2,690円/日

世界周遊

• 500MBプラン：990円/日
• 1GBプラン：1,690円/日
• 無制限プラン：2,590円/日

※各プランに220円/日（税込）をプラスすると、ルーターの盗難や紛失、破損時に発生する弁償代金を全額補償してもらえる「あんしん保証」に加入できます。

タンザニアで利用可能な都市

タンザニアでは、北部に位置する都市・モシを中心にWiFiBOXを利用できます。

タンザニアでのWi-Fi同時接続台数

WiFiBOXにおけるタンザニアでのWi-Fi同時接続台数は、「最大5台」です。6台目以降はインターネットにつながらないか、仮につながっても通信が不安定になるケースが多くみられます。

タンザニア渡航時のデータ通信量の目安

タンザニア渡航時のデータ通信量は、どのような用途でインターネットを利用するのかによって異なります。以下では、WiFiBOXの「500MBプラン」と「1GBプラン」を利用する場合のデータ通信量の目安をまとめました。

利用シーンの例	500MBプラン	1GBプラン
1MBの画像を添付したメールの送受信	500通	1,000通
Yahoo!のトップページ閲覧	約165回	約330回
動画ストリーミングHD画質	約10分	約20分
Skypeビデオ通話	約15分	約30分

「500MBプラン」は、メールのやり取りや場所の検索といった必要最低限のデータ通信に向いています。「1GBプラン」なら、そういったシーンでの利用を複数のデバイスで、あるいは複数人で行う場合におすすめです。

もしも動画の視聴やビデオ通話、オンラインゲームなどの大容量のデータ通信を希望する場合には、1日の通信量に制限のない「無制限プラン」を選ぶとよいでしょう。あらゆるシーンでインターネットを利用できれば、タンザニアでの滞在がより一層充実します。

タンザニア現地でのルーター受取可否

WiFiBOX のルーターは、タンザニア現地では受け取れません。日本国内の空港または駅などに設置されている自動貸出機で受け取ってから渡航しましょう。

タンザニアでWiFiBOXを利用された方の声

タンザニアで実際にWiFiBOXを利用された方の声を一部ご紹介します。参考にしてみてください。

タンザニアへの旅行や出張の際は、シンプルな手続きとリーズナブルな価格で手軽にレンタルできるWiFiBOXがおすすめです。

WiFiBOXの利用の流れ

海外の渡航先でWiFiBOXを利用するには、日本国内でWiFiBOXを申し込んでルーターを受け取り、現地に持って行く必要があります。ここでは、海外渡航時にWiFiBOXを利用するための一連の流れをご紹介します。

利用・設定の流れ

1.Web上からレンタルを予約する

WiFiBOXの公式サイト（https://wifibox.telecomsquare.co.jp/）から国を選択。日程、プランなどの必要項目を入力し、会員登録をして利用料金を支払います。

2.WiFiBOX貸出機でQRコード（※）を読み取り

予約後に届く「商品受取方法についてのご案内」から読み取りページを開き、貸出機のQRコード（※）を読み取ります。
（※『QRコード』はデンソーウェーブの登録商標です）

3.ルーターを受け取ってレンタル利用開始

貸出機下部のスロットから、貸し出されるルーターを引き抜いて受け取ります。

4.Wi-Fiの接続設定をする

ルーターの電源入れて、Wi-Fiの接続設定を行います。ルーター裏面に記載されたSSIDを選択し、パスワードを入れれば接続完了です。

詳しい手順は下記をご覧ください。
▼クイックガイド　WiFiBOX
https://wifibox.telecomsquare.co.jp/pages/guide

事前受取の可否

申込み時に指定した「受取日」の前日（日本時間）から、WiFiBOXを受け取ることができます。前日受取による追加料金は一切発生いたしません。
前日受取は、当日受け取る時間がない方や、利用開始日になったらすぐにWi-Fiレンタルを利用したい方などにおすすめです。（※お申し込み時にご指定いただいた「受取日」(日本時間)から通信が可能となります。機器の取り出しは、「受取日」の前日(日本時間)から可能となります。）

申し込みから受取までの流れについて詳しく知りたい方はこちら

Wi-Fiルーターの受取・返却場所

WiFiBOXの受取・返却場所は、日本の空港や駅チカ、街ナカに展開されています。ここでは、一部例を紹介しますので、ぜひ、WiFiBOX予約前に参考にしてみてください。

≪北海道エリア≫
旭川空港、新千歳空港、函館空港、札幌駅、京王プラザホテル札幌など

≪東北エリア≫
青森空港、いわて花巻空港、庄内空港、山形空港、福島空港、アティ郡山

≪北陸エリア≫
新潟空港、富山空港、 アパホテル（金沢中央）

≪関東エリア≫
成田空港、羽田空港、茨城空港、東京駅、品川駅、新宿駅、渋谷駅、京成上野駅、京成成田駅、横浜駅など

≪中部エリア≫
信州まつもと空港、静岡駅、中部国際空港、JTB名古屋ユニモール店

≪関西エリア≫
大阪駅、なんばウォーク、JTB大阪なんば店、関西空港、伊丹空港、京都駅、三宮駅、奈良駅など

≪中国・四国エリア≫
米子鬼太郎空港、岡山桃太郎空港、エディオン広島本店、岩国空港、松山空港、高松空港など

≪九州・沖縄エリア≫
福岡空港、博多駅、大分駅、大分空港、那覇空港など

※2024年4月時点の情報です。その他詳しい設置箇所や、最新の情報は公式サイトにてご確認ください。現在もWiFiBOX設置箇所は順次拡大中です。

タンザニアの現地SIM事情

タンザニアでは、現地対応のプリペイド型SIMカードを購入する方法でもインターネットに接続できます。「Vodacom」「Airtel」「Tigo」といった通信キャリアにてSIMカードを発行しており、なかでも人気の高い「Vodacom」ではデータ容量5,700MBのSIMカードが10,000タンザニアシリング（日本円で約570円）で販売されています。
※1タンザニアシリング=0.057円（2022年12月27日時点でのレート）で計算

ただし、タンザニアではSIMカード販売時に「指紋登録」の確認が義務付けられており、購入希望者は基本的にNIDAとよばれる政府発行のIDカードを提示する必要があります。短期旅行者の場合はNIDAの代わりにパスポートの提示を求められますが、入国時にイミグレーションで指紋登録を行っていないとパスポートを提示しても購入できないため注意しましょう。

また、現地対応のSIMカードはお使いのデバイスに挿入されているSIMカードと入れ替えて使用しますが、場合によってはSIMロック解除やAPN設定といった複雑な手続きを伴います。インターネット設定に精通していないと手間がかかる作業なので、不安な場合はほかの接続方法を検討するとよいでしょう。

携帯電話会社のタンザニアでの対応状況

タンザニアでは、日本の携帯電話会社が提供している「海外ローミングサービス」を利用する方法でもインターネットに接続できます。SIMカードを入れ替える手間がなく、お使いのスマートフォンやタブレットをそのまま利用できる便利なサービスです。

たとえば大手キャリアであるドコモ・au・ソフトバンクでは、以下の海外ローミングサービスを提供しています。

• ドコモ：「パケットパック海外オプション」「海外パケ・ホーダイ」
• au：「世界データ定額」
• ソフトバンク：「海外パケットし放題」

注意したい点は、Wi-FiレンタルやSIMカードといったほかの接続方法と比べると料金が高めであること。特に長期間滞在する場合は高額請求となる恐れがあるため注意しましょう。

タンザニアのインターネット・Wi-Fi事情のまとめ

タンザニアにおいては、空港や都市部のホテル、飲食店などで無料のWi-Fiを利用できる場合が多いです。

ただし、全域にフリーWi-Fiが整備されているわけではなく、場所によってはアクセスポイントを見つけられない可能性もあります。また、通信状況やセキュリティ面における問題点も懸念されるため、Wi-Fiレンタルなどの有料サービスを利用してインターネットに接続する方法がおすすめです。

今回ご紹介した「WiFiBOX」なら、安全で快適なWi-Fi環境をリーズナブルに確保できます。モバイルバッテリー機能も搭載された便利なサービスなので、ぜひタンザニア渡航の際に活用してみてください。