パキスタンで使えるおすすめWi-Fiレンタルとは?現地Wi-Fi事情から解説

パキスタンで使えるおすすめWi-Fiレンタルとは?現地Wi-Fi事情から解説

南アジアに位置するパキスタンを出張や観光で訪れるなら、事前にインターネット環境をチェックしておきましょう。現地のWi-Fi事情を知っていれば、現地到着後すぐにスマートフォンを使用可能です。

本記事では、パキスタンのWi-FiやSIM事情に加え、おすすめのWi-Fiレンタルサービス「WiFiBOX」を解説します。

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パキスタンのインターネット・Wi-Fi事情はどうなってる?

パキスタンのインターネット・Wi-Fi事情はどうなってる?

南アジアに位置するパキスタンは、さまざまな国と国境を接する国です。東はインド、北東は中国、南西はイラン、西はアフガニスタンと国境を接しています。

使われている言語は、国語(一般的言語)がウルドゥ語、公用語(公式言語)が英語です。面積は日本の約2倍あり(79.6万平方キロメートル)、4つの州(北西辺境州・パンジャブ州・シンド州・バローチスターン 州)で構成されています。

国連の専門機関であるITU(国際電気通信連合)によると、2020年時点でパキスタンのインターネット普及率はまだ25%程度です。そのため、日本にいるときのように気軽にWi-Fiは利用できないと思っておくとよいでしょう。

空港やホテル、観光地のカフェなどでは無料Wi-Fiを利用できることもありますが、通信速度は期待できません。2022年11月にSPEEDTEST社が実施したテストでは、パキスタンのモバイル向けダウンロード(下り)速度の中央値は、14.93Mbpsで世界142か国中114位でした。日本の中央値が40.92Mbpsであることを踏まえると、かなり遅いことがわかります。

参考:ITU「Statistics Percentage of Individuals using the Internet (excel) 」
参考:SPEEDTEST「Median Country Speeds November 2022」

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パキスタンの渡航でのWi-FiレンタルならWiFiBOXがおすすめ

パキスタン渡航でのWi-FiレンタルならWiFiBOXがおすすめ

パキスタンでは、日本と比べるとまだインターネットが普及していないため、いつものように手軽にWi-Fiを利用できない可能性があります。ホテルや観光地のカフェなどでは無料Wi-Fiを利用できることもありますが、通信速度が遅い可能性は高いでしょう。

また、無料Wi-Fiを使用すると、出張中に作成している重要文書や、旅行で撮影したプライベートの写真をのぞき見されるおそれがあります。なりすましアクセスポイントを利用し、端末を乗っ取られる危険性もあるため、極力無料Wi-Fiの使用を控えた方が安心でしょう。

そこで、パキスタン滞在中にセキュリティ面で不安を抱えず、快適にインターネットを利用したいと考えているかたにおすすめなのが、WiFiBOXです。ここから、WiFiBOXの概要を詳しく解説します。

WiFiBOXとは

WiFiBOXとは、世界約130の国と地域で利用できる海外Wi-Fi自動レンタルサービスです。Webで予約してから、空港に設置されたボックスで機器を受け取るだけで利用を開始できるため、準備までに余計な時間を取らず、快適な旅を実現できます。

また、スマートフォンなどの充電に対応した3タイプのケーブルを内蔵しているため、突然充電が切れて出張に同行している同僚や、日本にいる家族と連絡が取れなくなる心配もいりません。

パキスタンでの利用料金・プラン

WiFiBOXの料金プランは、「500MB」「1GB」「無制限」の3種類です。各プランにおけるパキスタンでの利用料金は以下の通りです。

パキスタン専用

  • 500MBプラン:1,190円/日
  • 1GBプラン:2,090円/日
  • 無制限プラン:2,690円/日

世界周遊

  • 500MBプラン:990円/日
  • 1GBプラン:1,690円/日
  • 無制限プラン:2,590円/日

なお、+220円/日(税込)で、ルーターの盗難・紛失や破損時に発生する弁償代金を全額補償してもらえる「あんしん保証」に加入できます。

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パキスタンで利用可能な都市

具体的に、パキスタンでWiFiBOXを利用可能な地域は、以下のとおりです。

  • カラチ
  • ラホール

パキスタン南部で、アラビア海に面したシンド州「カラチ」は、商業や経済の中心都市です。1947年から1959年まで、パキスタンの首都が置かれていました。

パキスタン東北部で、インドの国境近くに位置するパンジャーブ州「ラホール」は、パキスタン第二の都市です。16世紀には、ムガル朝の都として繁栄しました。

経済の中心地カラチと、商業都市として発展したラホールで利用可能なため、出張で役に立ちます。カラチでは1920年代後期に建設されたエレガントな宮殿「モハッタ・パレス」、ラホールではムガル帝国の繁栄を思い起こさせる「バードシャヒー・モスク」を見られるため、観光時の強い味方にもなるでしょう。

ただし、対応都市であっても、人の密集している場所・地下・高層階・都心から離れた山間部地域などはつながりにくいことがあります。

パキスタンでのWi-Fi同時接続台数

Wi-Fiルーターには、PCやスマートフォン、タブレットなど複数の機器を同時に接続できます。ただし、台数に制限がある点に注意しましょう。

基本的に、制限台数を超過すると接続できません。たとえ接続できたとしても、通信速度が遅くなります。

WiFiBOXなら、パキスタンでのWi-Fi同時接続台数は5台まで可能です。そのため、出張でPC・スマートフォン2台・タブレットを持ち込んでいたとしても、WiFiBOXひとつですべて同時に接続できます。

パキスタン渡航時のデータ通信量の目安

パキスタン滞在中に、調べ物などでWi-Fiを利用する時間が増え、データ制限の通信量を超過すると、一日中通信速度が遅くなります。通信速度が遅いと、インターネットでの表示に時間を要するため不便です。

通信速度が遅くなってから、街中で無料Wi-Fiのスポットを探そうとしても、インターネット普及率が日本より低いパキスタンではすぐ見つかるとは限りません。仮にカフェやレストランで無料Wi-Fiを利用できる場所が見つかったとしても、セキュリティ面を考慮すると自分のWi-Fiルーターを利用し続けた方が安心です。

そこで、自分の想定通信量をあらかじめ把握し、パキスタンにいる間に制限を超えないように気をつけるようにしましょう。

まず、パキスタンのラホールにある世界遺産、「ラホール城塞とシャーラマール庭園」を観光で訪れている際に、より詳しい歴史を調べたくなった場合を考えます。インターネットで1時間かけて「ラホール城塞とシャーラマール庭園」に関する全4ページの読み物を読んだ場合、およそ10MB消費します。単純計算すると、500MBプランで1日50回も全4ページの記事を読めるでしょう。

また、パキスタンに関する観光情報がなかなか見つからなければ、現地に居住する日本人やパキスタン人が投稿したSNSが参考になるかもしれません。インスタグラムやFacebookの閲覧で消費する量を1分約14MBとした場合、500MBプランなら1日約35分、1GBプランは1日約1時間10分まで許容できます。

パキスタンは英語が公用語とされていますが、現地で主に使用されているのは国語のウルドゥ語です。そのため、現地で英語が通じるとは限りません。現地で英語を話せる人を見つけても、アメリカ英語やイギリス英語と発音が異なるため、聞き取りにくい可能性があります。

そこで、道に迷った時にはGPSマップのアプリを使用することも必要です。GPSマップを使った地図検索に1MB使うとすると、500MBプランで約500回、1GBプランで約1,000回程度利用できます。

日本と異なる雰囲気に戸惑いを感じ、最初のうちはYouTubeなどで日本語の動画を見たくなるかもしれません。動画をHD(高画質)で視聴する場合、1時間で約2GBも使うため、1GBプランではあっという間に制限を超過してしまいます。

Wi-Fiはさまざまな場面で使用することが想定されるため、データ通信量の超過を避けたい方は余裕のある無制限プランが安心です。

パキスタン現地でのルーター受取可否

パキスタン現地では、WiFiBOXが受け取れません。パキスタンでWiFiBOXを利用する際は、事前に日本でルーターを受け取ってから現地に渡航します。

受取場所の地図や方法の詳細は、受取日の2日前に、登録したメールアドレス宛に届く内容から確認できます。

WiFiBOX設置場所一覧はこちら

パキスタンでWiFiBOXを利用された方の声

パキスタンで実際にWiFiBOXを利用された方の声を一部ご紹介します。参考にしてみてください。

受取、返却が簡単で、且つ非対面で出来るのはコロナ禍ではなくとも有難いと思った。ルーター以外の物がついていないため、かさばらないのも便利だった。
(20代女性)

付属品などもなく、充電も簡単で受取、返却も楽でとても便利だった。
(30代女性)

とにかく受取と返却方法がシンプル。
(50代男性)

パキスタンへの旅行や出張の際は、シンプルな手続きとリーズナブルな価格で手軽にレンタルできるWiFiBOXがおすすめです。

WiFiBOXの利用の流れ

WiFiBOXの利用の流れ

WiFiBOXの利用は、予約から返却まですべてのステップが非接触で完結します。予約はレンタル当日でも可能で、営業時間内であればいつでも受取が可能です。返却は近くの設置場所にある自動ボックスのスロットに差し込むだけで完了します。

ここでは、WiFiBOXをレンタルするときの一連の流れをみていきましょう。

利用・設定の流れ

WiFiBOXの利用・設定の流れについて説明します。WiFiBOXの予約はWebサイトで行い、最短2分で完了します。

1.Web上からレンタルを予約する

WiFiBOXの公式サイト(https://wifibox.telecomsquare.co.jp/)から国、日程、プランなどの必要項目を選択し、会員登録をして利用料金を支払います。なお、支払方法はクレジットカードまたはデビットカードのみです。

2.WiFiBOX貸出機でQRコード(※)を読み取り

予約後に届く「商品受取方法についてのご案内」から読み取りページを開き、貸出機のQRコード(※)を読み取りましょう。読み取り後、「受け取る」ボタンを押してください。
(※『QRコード』はデンソーウェーブの登録商標です)

3.ルーターを受け取ってレンタル利用開始

貸出機下部のスロットから、貸し出されるルーターを引き抜いて受け取ります。

4.Wi-Fiの接続設定をする

ルーターの電源入れて、Wi-Fiの接続設定を行います。ルーター裏面に記載されたSSIDを選択し、パスワードを入れれば接続完了です。

なお、返却は貸出機にルーターを差し込むだけで完了します。予約から受取・返却まで全てのステップが、非接触でセルフ完結します。

事前受取の可否

WiFiBOXは前日受取が可能となっています。

レンタルサービスの課金対象期間

前日受取制度を利用すれば、利用当日に慌ててルーターを受け取ることがなく、安心してWiFiBOXを利用できるでしょう。

※お申し込み時にご指定いただいた「受取日」(日本時間)から通信が可能となります。機器の取り出しは、「受取日」の前日(日本時間)から可能となります。

申し込みから受取までの流れについて詳しく知りたい方はこちら

Wi-Fiルーターの受取・返却場所

WiFiBOXは日本の空港や、駅チカ、街ナカで受取・返却ができます。以下、受取・返却場所の一部例です。

≪北海道エリア≫
旭川空港、新千歳空港、函館空港、札幌駅、京王プラザホテル札幌など

≪東北エリア≫
青森空港、いわて花巻空港、庄内空港、山形空港、福島空港、アティ郡山

≪北陸エリア≫
新潟空港、富山空港、 アパホテル(金沢中央)

≪関東エリア≫
成田空港、羽田空港、茨城空港、東京駅、品川駅、新宿駅、渋谷駅、京成上野駅、京成成田駅、横浜駅など

≪中部エリア≫
信州まつもと空港、静岡駅、中部国際空港、JTB名古屋ユニモール店

≪関西エリア≫
大阪駅、なんばウォーク、JTB大阪なんば店、関西空港、伊丹空港、京都駅、三宮駅、奈良駅など

≪中国・四国エリア≫
米子鬼太郎空港、岡山桃太郎空港、エディオン広島本店、岩国空港、松山空港、高松空港など

≪九州・沖縄エリア≫
福岡空港、博多駅、大分駅、大分空港、那覇空港など

※2024年4月時点の情報です。その他詳しい設置箇所や、最新の情報は公式サイトにてご確認ください。現在もWiFiBOX設置箇所は順次拡大中です。

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パキスタンの現地SIM事情

パキスタンの現地SIM事情

Wi-Fi以外にも、SIMカードを購入すれば、スマートフォンをインターネットに接続できます。ただし、インターネットが普及している国に比べると、パキスタンではSIMを販売している店を見つけにくいかもしれません。

パキスタンで使用できる通信会社のひとつが、Zong(中国移動パキスタン)です。中国企業のZongは、主要事業者4社のうち1社で移動電話市場シェア約22%を占めています。

以下が、ZongのSIMプランの代表例です。

  • 1週間40GBまで使用可能ー399.0パキスタン・ルピー
  • 1週間12GBまで使用可能ー340.0パキスタン・ルピー

ただし、パキスタンでSIMを購入して使うためには、日本から持ち込むスマートフォンが現地キャリアの周波数帯域に対応していなければなりません。また、2018年12月1日以降、パキスタン国外から持ち込んだスマートフォンで現地SIMカードを使う場合に、状況次第であらかじめパキスタン通信局への端末番号(IMEI)登録が必要です。

販売店で購入する際に、英語が通じず苦労するおそれもあるため、現地SIM利用以外の方法を検討した方がよいでしょう。

参考:総務省「世界情報通信事情 パキスタン」
参考:Zong「Prepaid」
参考:在パキスタン日本国大使館「当地携帯電話サービスに関する注意喚起」

携帯電話会社のパキスタンでの対応状況

携帯電話会社のパキスタンでの対応状況

国内3大キャリアのdocomo、au、SoftBankは、それぞれ海外現地で利用できるプランを提供しています。

docomoを利用中のかたは、日本で契約しているプランのデータ量を海外でも使える「パケットパック海外オプション」や、データ量を気にせず使用できる「海外パケ・ホーダイ」で対応可能です。また、auの場合、一律定額料金の「世界データ定額」や、データ利用量によって利用料金が異なる「海外ダブル定額」を選べばパキスタンでも携帯電話を使用できます。

SoftBankは定額制で一定容量使用できる「海外あんしん定額」や、一日中無制限で使い放題の「海外パケットし放題」で対応可能です。

パキスタンのインターネット・Wi-Fi事情のまとめ

パキスタンのインターネット・Wi-Fi事情のまとめ

南アジアに位置するパキスタンを訪れれば、さまざまな歴史と文化に触れられます。しかし、インターネット普及率は日本と比べると低く、現地でWi-Fiを利用できない可能性もあるでしょう。

カフェで無料Wi-Fiを見つけたとしても、通信速度が安定しない点や、セキュリティ面に不安を抱える点に注意が必要です。そこで、仕事や観光でパキスタンを訪れている際、安心して快適にインターネットを使用したい方には、Wi-Fiルーターを持参することをおすすめします。

WiFiBOXは、予約から受取・返却まですべて非接触で完結する、便利でわかりやすい海外Wi-Fiレンタルサービスです。パキスタンへの出張や観光予定がある方は、この機会にぜひ検討してください。

予約・受け取り・返却が驚くほど簡単・出発前のカウンターに並ぶ必要はありません。 予約・受け取り・返却が驚くほど簡単・出発前のカウンターに並ぶ必要はありません。

Telecom Times編集部

監修:Telecom Times編集部

2000年、成田空港の一角で携帯電話レンタルサービスを業界で初めて提供して以降、Wi-Fiレンタルをはじめとした旅行モバイル通信サービスの老舗として、旅と通信に関する知識と経験を培ってまいりました。「旅本来の楽しさに集中できる環境をつくる」をミッションに、世界の旅人の知りたい・役に立つ情報をお届けいたします。
株式会社テレコムスクエア

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出典:外務省ホームページ

在外公館が未設置の国・地域では、在外公館によるパスポートの発給や災害時の支援等に一定の制約があります。大洋州、カリブ海地域には、島嶼国以外にも、英国、フランス、オランダ等の海外領土が数多くあり、その多くが日本国の在外公館未設置です。渡航の際には、下記「日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意」をご確認ください。

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