ベトナムで使えるおすすめWi-Fiレンタルとは？現地Wi-Fi事情から解説

越国南方の地を国名の由来とするベトナムは、美しい川と海が織り成す自然豊かな国です。また、特有の文化や民族衣装もベトナムの魅力の1つです。本記事では、ベトナムのインターネット環境やWi-Fi・SIM事情を解説し、おすすめのWi-Fiレンタル「WiFiBOX」をご紹介します。

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ベトナムのインターネット・Wi-Fi事情はどうなってる？

ベトナムの主要空港であるハノイ空港（ノイバイ空港）やホーチミン空港（タンソンニャット空港）へは、直行便で約6時間で到着します。地域の空港へも乗り継いで行けるため、日本からのアクセスが非常に良い国です。日本標準時との差は2時間遅れとなっています。

ベトナムも日本と同じく、生活にインターネット通信は欠かせません。どちらかといえばスマホの利用が多く、日本でならパソコンで作業するような内容でもスマホで対応することが多いようです。

また、ベトナムでは多くの商業施設でフリーWi-Fiを提供しています。そのため、特に現地でSIMカードを購入しなくても、ホテルやカフェ、ショッピングモールなどでは問題なくインターネット通信が可能です。

ただし、フリーWi-Fiにも2通りある点に注意しましょう。空港などの公共施設ではフリーWi-Fiが提供されており、パスワードなども不要で簡単に利用できますが、速度が遅めのことが多く、動画視聴やニュースの閲覧などがスムーズにできない可能性があります。

一方、ホテルやカフェなどの商業施設で提供されているフリーWi-Fiは、店舗を利用し、IDとパスワードを教えてもらうことが必要です。しかし、その分、通信速度が速く、快適な利用が可能な傾向にあります。

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ベトナムの渡航でのWi-FiレンタルならWiFiBOXがおすすめ

商業施設ではフリーWi-Fiが利用できますが、その他の場所や地方部ではまだWi-Fiが十分に利用できるというわけではありません。ベトナムに渡航するときは、日本でWi-Fiルーターをレンタルして持参するほうがよいでしょう。特におすすめなのが対面での予約も受取も不要で利用できるWiFiBOXです。

ここでは、WiFiBOXの概要やベトナムで利用できるプラン、利用可能な都市などを解説します。実際に利用した方の口コミも紹介しますので、参考にしてください。

WiFiBOXとは

WiFiBOXは海外・日本向けのWi-Fiルーターです。約130の国と地域に対応しており、ベトナムでも利用できます。また、スマホなどのインターネットデバイスに対応した3タイプのケーブルが内蔵されているため、充電器やケーブルを準備しなくてもWiFiBOX1台あればWi-Fi環境を整えられます。

WiFiBOXの予約はインターネットで簡単に実施できます。受取は空港などに設置されているボックスからWi-Fiルーターを引き抜くだけで完了です。また、対面のやり取りもないため、気軽に利用できます。

プランは無制限と1GB、500MBの3種類です。データ残量を気にせず利用したい方は無制限プラン、カフェなどのフリーWi-Fiと組み合わせて料金を抑えたい方は、1GBや500MBのプランをお選びください。

クレジットカードの決済手数料や商品手配手数料などの諸手数料は不要でご利用いただけます。シンプルにレンタル料金とあんしん保証（オプション加入時）のみの料金設定となっているため、追加料金などの不安がなく安心です。

ベトナムでの利用料金・プラン

WiFiBOXの料金プランは、「500MB」「1GB」「無制限」の3種類です。各プランにおけるベトナムでの利用料金は以下の通りです。

ベトナム専用

• 500MBプラン：390円/日
• 1GBプラン：690円/日
• 無制限プラン：990円/日

アジア周遊

• 500MBプラン：590円/日
• 1GBプラン：990円/日
• 無制限プラン：1,390円/日

世界周遊

• 500MBプラン：990円/日
• 1GBプラン：1,690円/日
• 無制限プラン：2,590円/日

なお、＋220円 /日（税込）で、ルーターの盗難・紛失や破損時に発生する弁償代金を全額補償してもらえる「あんしん保証」に加入できます。

ベトナムで利用可能な都市

ベトナムでは都市部を中心にご利用可能です。ただし、山間部や地下、トンネルの中などは電波が届きにくく、Wi-Fiも利用しにくくなることがあります。

ベトナムでWiFiBOXの利用が可能な都市は、以下の通りです。

ベトナムでのWi-Fi同時接続台数

Wi-Fiルーターは複数のインターネットデバイスと接続できるため、借りた方だけでなく同行者もWi-Fiを利用できます。しかし、同時接続できる台数を超えてつなぐと、通信速度が遅くなる可能性もあるため注意しましょう。

WiFiBOXでは、基本的に最大5台まで同時接続が可能です。5台を超えて台数を接続するときは、原則として超えた分の通信機器がインターネットにつながりません。また、つながる場合でも、全体の通信速度が遅くなる可能性があるのでおすすめできません。

ベトナム渡航時のデータ通信量の目安

WiFiBOXのプランでベトナム渡航時にどのくらいのデータ通信を行えるのか、各プランごとに紹介します。

1日500MBまでのデータ容量を利用できるプランでは、1MBの画像を添付したテキストメールを約500通送受信できます。また、Yahoo!のトップページなら、約165回の閲覧が可能です。ただし、動画視聴などはすぐデータ容量がなくなるので、無制限プランを選んだときのみ利用しましょう。

1日1GBまで利用できるプランでは、GPSマップを使った地図検索は約1,000回可能です。また、LINEの音声通話なら約28時間利用できます。動画視聴や映画視聴、ビデオ通話、オンラインゲームなどの大量のデータ通信を利用するときは、データ容量を気にせず使える無制限プランがおすすめです。

ベトナム現地でのルーター受取可否

WiFiBOXのWi-Fiルーターは、日本国内のみで受け取れます。必ず出国前に受取の手続きをしましょう。

出発時に受け取って、帰国時には最寄りのターミナルでご返却ください。

ベトナムでWiFiBOXを利用された方の声

ベトナムで実際にWiFiBOXを利用された方の声を一部ご紹介します。参考にしてみてください。

リーズナブル、受取や返却が簡単という感想が多く、おおむね好評でした。次のベトナム旅行や出張では、手間なくリーズナブルにレンタルできるWiFiBOXを検討してみてはいかがでしょうか。

WiFiBOXの利用の流れ

WiFiBOXの利用は、予約から返却まですべてのステップが非接触で完結します。予約はレンタル当日でも可能で、営業時間内であればいつでも受取が可能です。返却は近くの設置場所にある自動ボックスのスロットに差し込むだけで完了します。

ここでは、WiFiBOXをレンタルするときの一連の流れをみていきましょう。

利用・設定の流れ

WiFiBOXの利用・設定の流れについて説明します。WiFiBOXの予約はWebサイトで行い、最短2分で完了します。

1.Web上からレンタルを予約する

WiFiBOXの公式サイト（https://wifibox.telecomsquare.co.jp/）で会員登録を行います。その後、ご希望の渡航地と日程、プランを選択して予約を行いましょう。利用開始の当日・直前の予約もOKです。
なお、支払方法はクレジットカードとデビットカードのみです。

2.WiFiBOX貸出機でQRコード（※）を読み取り

予約後に届く「商品受取方法についてのご案内」画面から「受取用QRコード（※）読み取りページ」を開き、貸出機のQRコード（※）を読み取ります。その後、表示された「受け取る」ボタンをタップします。
また、読み取りページはマイページ（注文履歴）＞該当注文番号右側「受け取る」ボタンからもアクセス可能です。
（※『QRコード』はデンソーウェーブの登録商標です）

3.ルーターを受け取ってレンタル利用開始

貸出機下部のスロットから、自動的に出てきたルーターを取り出して、レンタル開始です。

4.Wi-Fiの接続設定をする

ルーターの電源スイッチを3秒以上長押しし、電源をオンにします。接続可能になるまで、そのまま1分ほどお待ちください。ルーター表面上部の白ランプ3つがすべて点灯すれば、接続可能です。
その後、スマホなどのWi-Fi設定画面で、ルーター裏面に記載されたSSIDが接続可能となっていることをお確かめください。SSIDを選択後、ルーター裏面に記載されているパスワードを入力して接続を完了させましょう。

事前受取の可否

WiFiBOXは前日受取が可能となっています。

前日受取制度を利用すれば、利用当日に慌ててルーターを受け取ることがなく、安心してWiFiBOXを利用できるでしょう。

※お申し込み時にご指定いただいた「受取日」(日本時間)から通信が可能となります。機器の取り出しは、「受取日」の前日(日本時間)から可能となります。

申し込みから受取までの流れについて詳しく知りたい方はこちら

Wi-Fiルーターの受取・返却場所

WiFiBOXは日本の空港や、駅チカ、街ナカで受取・返却ができます。以下、受取・返却場所の一部例です。

≪北海道エリア≫
旭川空港、新千歳空港、函館空港、札幌駅、京王プラザホテル札幌など

≪東北エリア≫
青森空港、いわて花巻空港、庄内空港、山形空港、福島空港、アティ郡山

≪北陸エリア≫
新潟空港、富山空港、 アパホテル（金沢中央）

≪関東エリア≫
成田空港、羽田空港、茨城空港、東京駅、品川駅、新宿駅、渋谷駅、京成上野駅、京成成田駅、横浜駅など

≪中部エリア≫
信州まつもと空港、静岡駅、中部国際空港、JTB名古屋ユニモール店

≪関西エリア≫
大阪駅、なんばウォーク、JTB大阪なんば店、関西空港、伊丹空港、京都駅、三宮駅、奈良駅など

≪中国・四国エリア≫
米子鬼太郎空港、岡山桃太郎空港、エディオン広島本店、岩国空港、松山空港、高松空港など

≪九州・沖縄エリア≫
福岡空港、博多駅、大分駅、大分空港、那覇空港など

※2024年4月時点の情報です。その他詳しい設置箇所や、最新の情報は公式サイトにてご確認ください。現在もWiFiBOX設置箇所は順次拡大中です。

ベトナムの現地SIM事情

ベトナムでインターネットやデータ通信を利用する方法としては、SIMカードの購入も検討できます。データ容量や利用期間が決まっているため、留学や長期赴任など、滞在が長期に及ぶときなどに便利です。

SIMカードのメリットとしては、購入してすぐに使えることや、解約・返却手続きが不要なことが挙げられます。空港や大型ショッピングモールで販売しているので、一度、探してみてはいかがでしょうか。

ベトナムでSIMカードを取り扱う代表的な携帯会社は、以下の3社です。

• Viettel
• Vinaphone
• Mobifone

いずれもベトナム国内の大手通信キャリアで利用者も多く、通信速度や料金などは大差ありません。

1日500MBであれば1ヵ月で70,000ドン程度（390円程度。10,000ドン＝56円で換算）です。1日1GBでは1ヵ月で90,000ドン程度（530円程度。同レートで換算）になります。無制限プランはありませんが、1ヵ月に70GB程度と月割でデータを利用できるプランもあるため、使いやすいほうを選びましょう。
※2023/1/5時点のレート

携帯電話会社のベトナムでの対応状況

au・ドコモ・ソフトバンクの大手3大キャリアでは、それぞれベトナムで利用できる定額プランを提供しています。

auでは、普段お使いのスマホがそのまま海外150以上の国・地域で使える定額サービス「世界データ定額」を提供しています。日本国内で事前予約すると24時間690円、事前予約しない場合で海外から利用する場合は980円です。

ドコモでは、日本で契約しているプランのデータ容量を海外でも使える定額サービス「パケットパック海外オプション」を提供しています。24時間980円、7日間5,280円の定額です。

ソフトバンクは「海外あんしん定額」というプランを提供しています。利用開始を自由に設定でき、24時間980円、72時間2,940円の定額で3GBまで利用できるサービスです。

ベトナムのインターネット・Wi-Fi事情のまとめ

ベトナムは都市部では商業施設でフリーWi-Fiを利用できますが、地方や商業施設のないところではフリーWi-Fiを利用しづらいのが現状です。また、空港などの公共施設でもフリーWi-Fiは提供されていますが、快適な通信速度とはいえず、遅めの傾向にあります。

ベトナム滞在中のインターネット環境を確保するためにも、海外向けWi-FiルーターのWiFiBOXがおすすめです。レンタル料は無制限プランでも低く抑えられ、予約から返却までシンプルに利用できます。当日の申込も可能なため、事前に予約していない方もご利用いただけます。ベトナムへの旅行や出張を予定している方は、ぜひご検討ください。