80万人中上位350人に入らないとプロにはなれない!本場アメリカのラクロスプロリーグで活躍する中村選手に伺った、逆境を楽しむ力とは。

80万人中上位350人に入らないとプロにはなれない!本場アメリカのラクロスプロリーグで活躍する中村選手に伺った、逆境を楽しむ力とは。

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今回お話を伺ったのはラクロス選手の中村弘一さん(以下、中村選手)です。中村選手は本場アメリカのラクロスプロリーグで活躍されています。このインタビューでは、中村選手のこれまでの経歴やラクロスを始めたきっかけ、使命と課題を胸に一時帰国された際の持ち物について、伺いました。

逆境を楽しむ、中村選手の原点を伺った

―まずは、中村選手の幼少期について教えてください。

中村:僕は福岡県の北九州市で生まれ育ちました。昔から負けず嫌いな性格で、幼稚園での親子リレーでは、負けると悔し泣きし、母親に文句を言いながら帰宅するような子でした。

小学生の頃は、よく同じ学校の友だちと、ソフトボールやサッカー、野球をして遊んだり、家族でスポーツ観戦を楽しんだりと、スポーツと触れあう機会が多かったです。

小学4年生になり、ソフトボールを始めました。周りには自分より上手い子がたくさんいましたが、そんな彼らをどうやって追い越そうと考えるだけでワクワクしていました。

幼少期の中村選手選手幼少期の中村選手

―幼少期から、スポーツが大好きだったのですね。中学時代もスポーツ系の部活動をされていたのでしょうか。

中村:中学校では、バスケ部に所属していました。自分が1番を目指せる場所はどこだろうと悩んでいた時、出会ったのがバスケ部です。当時は経験者もおらず、皆ほぼ同レベルからのスタートだったので、練習次第では、ソフトボールで培った瞬発力や脚力がバスケに活きるのではないかと思い、入部を決めました。

―バスケ部の思い出をお聞かせください。

中村:当時は、スパルタ先生の指導のもと練習していたため、水は基本飲んではいけないといったルールがありましたが、僕はこっそり飲んでいましたね。厳しくはありましたが、必死に練習した甲斐があり、気づけばキャプテンになっていました。キャプテンとして、北九州市内でトップを目指していましたが、引退するまでに叶わず、悔しさが残りました。高校では文武両道を極めたいと考えていたので、勉強もできてバスケが強い高校へ進学しました。

中学時代の中村選手(最前列右から3番目)中学時代の中村選手(最前列右から3番目)

―高校でもバスケを続けられたのですね。

中村:そうです。高校は、全国のバスケ大会で優勝してきたスター選手が所属するチームでした。常にシード権を獲得しており、準々決勝から試合がスタートすることが当たり前で、僕はチームメイトの中では「下手な選手」から始まりました。どうすれば周囲を追い抜かし、スタメンを勝ち取れるのか。この難題に、高校3年間挑戦し続けました。

―スタメンを勝ち取るため、どんなことに注力されましたか。

中村:一番注力した点は、練習量です。当時、土曜日と日曜日は授業がなかったので、午前中の練習が終わると、皆お昼を食べて帰っていました。しかし、僕は学校が閉まる18時頃まで、1人で約1,000本のシュート練習を3年間欠かさず続けました。

結果として、僕はベンチ入りすら叶いませんでした。しかし、自分の費やした時間や努力が報われずに終わってしまったこの辛い経験が、「新しいことに挑戦し、今度こそ1番になってみせる」という僕の糧になりました。その新しいことが、ラクロスだったのです。

高校時代の中村選手(最前列右から2番目)高校時代の中村選手(最前列右から2番目)

中村選手とラクロスの出会い

―大学生からラクロスを始めたとのことですが、ラクロスを選んだ理由を教えてください。

中村:ラクロスは大学生から始める人が多いスポーツです。バスケ部の経験から、自分が地球上で一番練習に時間を費やせる人間だと自負していたので、スタートが同じであれば、誰にも負けないのではないかと考えました。思い返せば、僕は人生ステージが変わるたびに、どうすれば自分が1番になれるのかを考えて行動していました。

どの選手もほぼ同レベルから始めている競技という点に興味を持ち、SNSでラクロスの動画を見れば見るほど、その面白さに心惹かれていきました。しかし、いざ入部しようしたところ、当時の大学にはラクロス部が無く、まずはラクロス部を立ち上げるところから始めました。

―ラクロスのどういった点が魅力的だと感じたのでしょうか。

中村:ラクロスは、地上最速の格闘球技と言われるように、メジャーリーグの大谷選手の投げる球よりも速い球を投げてゴールを狙いつつ、スティッククロスを使って、相手を叩いたりしながらタックルするスポーツです。スピード感溢れ、見ていて迫力を感じる点がラクロスの魅力だと思います。

大学時代の中村選手大学時代の中村選手

―大学時代はラクロスと向き合う生活を送られていたのですね。では、卒業後の進路については、どのようなお考えだったのでしょうか。

中村:日本では、ほとんどの選手が大学卒業後ラクロスから離れている状況です。日本のラクロス関連の主な進路はコーチになるぐらいで、社会人リーグはあるものの、給料もなく実業団もなく、草野球と同じような形態です。

一方、アメリカ・カナダには、フィールドラクロスとBOXラクロスの2つのプロリーグがあります。日本人がプロリーグに入るためには、海外へ渡り、何度も現地のトライアウトやトレーニングキャンプの扉を叩き、ドラフト指名を受ける必要があります。

僕はBOXラクロスのプロリーグに挑戦しており、約80万人いる北米選手の中でプロになれる人は350人ほどです。幼少期からプレーしている人が多い北米選手と比べると、プロ入りは険しい道のりです。それでも、現地で挑戦し続けられるようスポンサー獲得に奮闘した結果、応援してくださる企業様に出会うことができ、現在も挑戦を続けることができています。
プロとして、現地で世界一の選手に近づくことが、僕に課せられた使命だと思います。

―プロを目指す上で、大切にしている考えはございますか。

中村:どんな組織であれ、とにかくやり切ることです。
ラクロスにおいて、地球上で僕より練習している人はいないと自負しております。そんな自分が世界一の選手に近づくためには、世界一の選手にふさわしい人間だと自分を信じる必要があります。そのために、今は練習方法や時間の使い方を効率的かつ生産性高くなるよう試行錯誤しています。いかに自分を変えていけるかが課題だと思い、日々練習に取り組んでいます。

練習中の中村選手練習中の中村選手

アイデアは移動中に生まれる。中村選手の旅行や一時帰国に欠かせない持ち物とは?

―使命と課題を胸に、今回一時帰国されたということですね。では、この一時帰国に合わせて何か準備された持ち物はございますか。

中村:最近は、アイマスクを持っていくようにしています。ボタンを押せば温かくなるワイヤレス式のアイマスクで、これを使うと、睡眠の質が良くなるんです。飛行機の中でつければ、目の疲れを癒すこともでき、長いフライトが快適になるので、愛用しています。

中村選手ご愛用のアイマスク中村選手ご愛用のアイマスク

他には、ノートとペンを持っていきます。飛行機から外を眺めると、あらゆるものが小さく見えます。普段より広い視野で物事を考えることができ、スケールの大きいアイデアが生まれます。そういったアイデアや気づきをメモするために、コンパクトなノートとペンは常に持ち歩いて、移動時間を有効活用しています。

―その他にも、一時帰国に欠かせない持ち物はございますか。

中村:スマホとパソコンは欠かせません。僕はシーズンの総決算として、これまで撮った筋トレ写真や練習動画を飛行機の中で振り返っています。自分の成長を客観的に分析し、今後の課題を見つけることができます。

あとはWi-Fiですね。ラクロスを教える写真や動画をSNSにアップする際に、通信環境は欠かせません。
また、僕は海外で活動するにあたり、スポンサー企業様との関わりが非常に重要となり、SNS投稿やLINEを通じて情報共有をしています。そのため、今回使わせていただいたWiFiBOXは、欠かせないものでした。

WiFiBOXは、Wi-Fiの機能だけでなく、充電もできるという点が最高でしたね。充電用のコードが付いているので、充電しながらWi-Fiが使える点は愛されポイントのひとつだと思います。そしてカウンターに並ばず簡単に受け取れることも、時間の削減ができて魅力的でした。

中村選手とWiFiBOX中村選手とWiFiBOX

―最後に読者に一言、お願いいたします。

中村:僕がラクロスのプロを目指したように、どんな環境であれ、前に向かって1歩ずつ踏み出していけば、必ず点と点が繋がり、大きな未来へ着実に近づいていくと思います。これは誰にでも当てはまることで、明日へのモチベーションを上げながら生きていくことは、必ず自分にとっても、世界にとっても良いことに繋がると信じています。ぜひ僕と一緒に、1歩ずつ踏みだしていきましょう。

―中村選手、ありがとうございました。今後のご活躍から目が離せません。

中村弘一(なかむら・こういち)

中村弘一(なかむら・こういち)

1993年福岡県北九州市生まれ。
文部科学省トビタテ留学JAPAN日本代表プログラム4期生。MAKERS UNIVERSITY 5期生。North Adelaide Lacrosse Club (2016年)。Onondaga Lazers (2017-2018年)。Falcons Lacrosse Club(2019-2020年)。Salt City Eels(2021年)。Armory(2021年)。NLLのToronto Rockと契約(2022年)。PBLAのBinghamton Bombers(2022-2023年)

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Telecom Times編集部

監修:Telecom Times編集部

2000年、成田空港の一角で携帯電話レンタルサービスを業界で初めて提供して以降、Wi-Fiレンタルをはじめとした旅行モバイル通信サービスの老舗として、旅と通信に関する知識と経験を培ってまいりました。「旅本来の楽しさに集中できる環境をつくる」をミッションに、世界の旅人の知りたい・役に立つ情報をお届けいたします。

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