アメリカで使えるおすすめWi-Fiレンタルとは？現地Wi-Fi事情から解説

アメリカへの観光旅行や出張では、インターネット環境が欠かせません。携帯電話やパソコンを問題なく使うためには、アメリカのWi-Fi事情を事前に把握しておく必要があります。

本記事では、アメリカのWi-Fi事情や接続方法、プリペイドSIMなどについて説明し、おすすめのWi-Fiレンタルサービス「WiFiBOX」の詳細も解説します。

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アメリカのインターネット・Wi-Fi事情はどうなってる？

アメリカに旅行・海外出張する際は、インターネットを問題なく利用できるかが気になるところです。アメリカでは広くWi-Fiが普及していますが、大都市と地方では事情が異なります。

ニューヨークやロサンゼルス、ラスベガスなどの大都市は、Wi-Fi環境が広く整備されているため、インターネットの利用に困ることはほぼありません。飲食店やショッピングセンターなどの施設内はもちろん、交通機関・公共施設などでもフリーWi-Fiを利用できます。

レストランやカフェでは、パスワードを入力する方式でフリーWi-Fiが配備されており、レシートにパスワードを記載して提供しています。ただし、ファーストフード店などパスワードなしで利用できるところもあり、通信内容の傍受や情報の流出といったリスクがあることは把握しておきましょう。また、セキュリティー面が不安な場合は、利用を控えた方がよいかもしれません。

グランドキャニオンやセントラルパークなどの観光スポットでも、フリーWi-Fiは使用できます。しかし、広大なアメリカは移動距離も長く、その間はフリーWi-Fiが使えないことも多く、不便を感じることもあるでしょう。

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アメリカでのWi-Fi接続方法

アメリカでWi-Fiを接続する場合、大きく無料と有料の2つの方法に分けられます。大都市では無料でWi-Fiを利用できる場所も多く、インターネット接続に不自由することは少ないでしょう。

ただし、都市から離れた場所でも常にインターネットを使える状態にしたい場合は、Wi-Fiルーターのレンタルなど、有料の接続方法をおすすめします。

ここでは、アメリカでのWi-Fi接続方法についてみていきましょう。

アメリカの無料Wi-Fi

アメリカのカフェ・レストランでは無料Wi-Fiが使える場所も多く、Googleマップなどで検索すれば利用できる店舗を探せます。

また、空港・電車などの公共交通機関や観光施設・ショッピングモール・公園などでも、フリーWi-Fiスポットが使用可能です。

特にニューヨークでは、無料Wi-Fiの利用に関して州全体でビックプロジェクト「Link NYC」を立ち上げています。公衆電話跡地などに、120メートル間隔で約7,500台の端末を設置するというプロジェクトです。現在、無料の高速Wi-Fiスポットが1700箇所以上設置されています。

「LinkNYC」に接続する場合は、まず「LinkNYC Free Wi-Fi」というSSIDを選択します。 メールアドレスを入力した後「Public network」を選択すれば、そのまま接続することが可能です。一方「Private network」であれば、よりセキュアな環境で接続できますが、構成プロファイルをインストールしなくてはいけない点を覚えておきましょう。

無料Wi-Fiが利用できるだけでなく、スマホや携帯充電のためのUSBポートや、観光スポットなどを検索できるタブレットの配置など、観光客に役立つ機能が搭載されています。

もちろん、多くのホテルでも無料Wi-Fiを提供していますが、有料のホテルもあるため、事前に確認しておきましょう。

アメリカの有料Wi-Fi

一定の速度と安定した通信を望む場合、あるいはセキュリティ面で心配という方は、有料のWi-Fiを利用したほうがよいでしょう。

また、都市から離れた場所ではフリーWi-Fiを使えるところも限られるため、常時インターネットに接続するためには、日本でWi-Fiルーターをレンタルするなどの準備が必要です。

有料Wi-Fiには、以下の接続方法があります。

• Wi-Fiルーターのレンタル
• 海外パケット定額プラン
• SIMカード購入

国内で使用しているWi-Fiルーターは、アメリカをはじめ海外では利用できません。海外向けのWi-Fiルーターのレンタルが必要になり、ひとつレンタルすれば同行者も利用できます。Wi-Fiの圏内であればどこでも使用でき、フリーWi-Fiがある場所を探す手間がありません。

海外パケット定額プランは、auやドコモ、ソフトバンクなどの携帯電話会社が提供するサービスです。

本来、携帯電話は圏外であっても、データローミングによってインターネットに接続できます。データローミングとは、提携している現地の携帯電話会社の電波を使って通信を行うことです。

データローミングによる通信にはキャリア側と契約している料金プランは適用されず、1パケットごとに課金される仕組みとなっています。その結果、高額の通信料になる可能性もあるため注意しなくてはいけません。

各キャリアの「海外パケット定額プラン」は、このようなデータローミングによる高額な課金を避けるために用意されています。提携している現地通信会社の回線を借りてインターネットに接続するため、海外でも格安な定額料金で利用が可能です。

海外パケット定額プランを利用する場合は、キャリアが提供するアプリをダウンロードし、必要な設定をするだけです。現地到着後にメールが届いたら、すぐに利用を開始できます。

また、アメリカでWi-Fiを接続する方法として、現地対応のSIMカードを購入する方法もあります。SIMカードとは、加入者を特定するための契約者情報が記録されたICカードです。スマホに挿入することで通話やデータ通信ができます。

SIMカードはプリペイド方式で支払うため、コストを抑えて利用できるのがメリットです。ただし、SIMカードを現地で購入するには、ある程度の語学力が必要になるでしょう。

アメリカ渡航でのWi-FiレンタルならWiFiBOXがおすすめ

無料Wi-Fiではセキュリティが心配という方におすすめのサービスが、WiFiBOXです。モバイルバッテリー機能を搭載したWi-Fiルーターで、約130の国と地域に対応しています。データ残量を気にすることなく自由に使える無制限プランを用意しており、業界最安値クラスの価格で利用できるのが魅力です。

ここでは、WiFiBOXの詳細について紹介します。

WiFiBOXとは

WiFiBOXは、リーズナブルにレンタルできる海外向けのWi-Fiルーターです。スマホなどの充電に対応した3タイプのケーブルを内蔵し、Wi-Fi環境とモバイルバッテリー機能を合わせ持つため、充電器を別に用意する必要がありません。

レンタルはWebで予約し、空港などに設置されているボックスからWi-Fiルーターを引き抜くだけと簡単で、対面のやり取りなく完了します。

アメリカでの利用料金・プラン

WiFiBOXには以下のとおり3種類のプランがあり、アメリカ渡航時に利用するデータ通信量に応じて選べます。

• 500MBプラン
• 1GBプラン
• 無制限プラン

アメリカでの利用料金は1日500MBが300円、1GBであれば690円と格安価格です。1日990円でデータ使用量の心配なくインターネットを使える無制限プランも用意しており、アメリカでもビデオ通話など大容量の通信をする際もストレスがありません。日本と同じく快適にインターネットを利用したい方におすすめです。

アメリカで利用可能な都市

WiFiBOXは、基本的にアメリカ国内であれば利用可能です。ただし、一般的に山間部や地下、トンネルの中など電波の届きにくい場所はWi-Fiが利用しづらく、その点はアメリカも変わりません。

アメリカでWiFiBOXを利用可能な都市は、以下の通りです。

アメリカは国立公園など大自然の中にある観光地も多く、それらの場所では電波が届かずつながりにくくなる可能性もあります。

アメリカでのWi-Fi同時接続台数

Wi-Fiルーターは複数のモバイルと接続して利用することもできますが、同時接続できる台数を超えてつないだ場合、通信速度が遅くなる可能性はあります。快適にインターネットを利用するためには、Wi-Fiルーターで定められている同時接続台数を守らなければなりません。

同時接続できる台数はルーターにより異なりますが、WiFiBOXの場合は最大5台です。それ以上の台数を接続すると、通常は超えた分の通信機器がインターネットにつながりません。つながるとしても、全体の通信速度が遅くなる可能性は高くなるでしょう。

アメリカ渡航時のデータ通信量の目安

アメリカ渡航時ではどのくらいのデータ通信量が必要なのかについて、WiFiBOXのプランを例にみてみましょう。

1日500MBまで利用できるプランでは、1MBの画像を添付したテキストメールの送受信であれば500通、Yahoo!のトップページは約165回の閲覧が目安となります。動画視聴やビデオ通話などは利用せず、メールのやり取りやインターネットでの検索など必要最低限の利用をする場合に向いています。

1日1GBまで利用できる1GBプランは、パソコンとスマホなどデバイスを複数台接続する予定がある方におすすめです。

大人数での利用やWeb会議の予定がある、空いている時間に動画も視聴したいなどインターネットを利用する場面が多い方は、データ容量を気にせず使える無制限プランが安心でしょう。

アメリカ現地でのルーター受取可否

Wi-Fiルーターの受け取りは、日本国内のみです。アメリカ現地での受け取りはできません。必ず出国前に受け取りが必要です。

空港に設置されている卓上型の自動ボックスを利用すれば、出発時に受け取り、帰国時にすぐ返却できるため便利です。

アメリカでWiFiBOXを利用された方の声

アメリカで実際にWiFiBOXを利用された方の声を一部ご紹介します。参考にしてみてください。

次のアメリカ旅行・出張の際は、手間なく格安料金でレンタルできるWiFiBOXを検討してみてはいかがでしょうか。

WiFiBOXの利用の流れ

WiFiBOXの利用は、予約から返却まですべてのステップが非接触で完結します。予約はレンタル当日でも可能で、営業時間内であればいつでも受け取りが可能です。返却は近くの設置場所にある自動ボックスのスロットに差し込むだけで完了します。

ここでは、WiFiBOXをレンタルするときの、一連の流れをみていきましょう。

利用・設定の流れ

1.Web上からレンタルを予約する

WiFiBOXの公式サイト（https://wifibox.telecomsquare.co.jp/）から国を選択。日程、プランなどの必要項目を入力し、会員登録をして利用料金を支払います。

2.WiFiBOX貸出機でQRコード（※）を読み取り

予約後に届く「商品受取方法についてのご案内」から読み取りページを開き、貸出機のQRコード（※）を読み取ります。
（※『QRコード』はデンソーウェーブの登録商標です）

3.ルーターを受け取ってレンタル利用開始

貸出機下部のスロットから、貸し出されるルーターを引き抜いて受け取ります。

4.Wi-Fiの接続設定をする

ルーターの電源入れて、Wi-Fiの接続設定を行います。ルーター裏面に記載されたSSIDを選択し、パスワードを入れれば接続完了です。

詳しい手順は下記をご覧ください。
▼クイックガイド　WiFiBOX
https://wifibox.telecomsquare.co.jp/pages/guide

事前受取の可否

WiFiBOXは、申込み時に指定した「受取日」の前日（日本時間）からルーターを受け取ることができます。前日に受け取ったとしても、追加料金は一切発生いたしません。当日慌ててWi-Fiを受け取ることなく、スケジュールに合わせて、より柔軟に利用することが可能です。なお、通信は申込時に指定した「受取日」（日本時間）にならないと使用できないため、ご注意ください。

※お申し込み時にご指定いただいた「受取日」(日本時間)から通信が可能となります。機器の取り出しは、「受取日」の前日(日本時間)から可能となります。

事前受取の活用方法例

• 出張前日にオフィスの最寄り駅で受取
• 通勤・通学経路の途中駅で受取
• 旅行前日に訪れた商業施設で受取

申し込みから受取までの流れについて詳しく知りたい方はこちら

Wi-Fiルーターの受取・返却場所

従来の海外向けWi-Fiルーターは空港のカウンタースタッフによる手渡し、もしくは宅配で受け取る仕組みでしたが、WiFiBOXでは所定の「BOX」からルーターを引き抜くだけです。対面でのやり取りは一切ありません。

ルーターの受取はWiFiBOXの専用貸出機で、空港や駅チカ・街ナカなどに設置されています。以下、受取・返却場所の一部例です。

≪北海道エリア≫
旭川空港、新千歳空港、函館空港、札幌駅、京王プラザホテル札幌など

≪東北エリア≫
青森空港、いわて花巻空港、庄内空港、山形空港、福島空港、アティ郡山

≪北陸エリア≫
新潟空港、富山空港、 アパホテル（金沢中央）

≪関東エリア≫
成田空港、羽田空港、茨城空港、東京駅、品川駅、新宿駅、渋谷駅、京成上野駅、京成成田駅、横浜駅など

≪中部エリア≫
信州まつもと空港、静岡駅、中部国際空港、JTB名古屋ユニモール店

≪関西エリア≫
大阪駅、なんばウォーク、JTB大阪なんば店、関西空港、伊丹空港、京都駅、三宮駅、奈良駅など

≪中国・四国エリア≫
米子鬼太郎空港、岡山桃太郎空港、エディオン広島本店、岩国空港、松山空港、高松空港など

≪九州・沖縄エリア≫
福岡空港、博多駅、大分駅、大分空港、那覇空港など

※2024年4月時点の情報です。その他詳しい設置箇所や、最新の情報は公式サイトにてご確認ください。現在もWiFiBOX設置箇所は順次拡大中です。

貸出機での受取はスマホでQRコードを読み取って「受け取る」ボタンをタップし、スロットからWi-Fiルーターを引き抜くだけです。帰国後は、近くにある貸出機のスロットに差し込んで返却が完了します。

アメリカの現地SIM事情

アメリカでWi-Fiに接続する方法のひとつに、現地で購入するSIMカードがあります。SIMカードは現地の空港や店舗で入手でき、料金も比較的安いのがメリットです。

購入できるSIMカードには、以下のようなものがあります。

• Cricket プリペイドユニバーサルSIMカード：80〜100ドル
• VerizonプリペイドSIMカード：35〜65ドル
• AT&T GoPhoneユニバーサルSIMカード：35〜85ドル

それぞれ使用できる期間やデータ容量は異なり、デバイスによってはAPN設定が必要になる場合もあります。購入時には用途に合うものを選ばなければならず、現地の言葉がわからないと適切なSIMカードを購入するのが難しい可能性もあります。

携帯電話会社のアメリカでの対応状況

au・ドコモ・ソフトバンクの大手キャリアでは、それぞれアメリカで利用できる定額プランを提供しています。

auは「世界データ定額」、ドコモは「パケットパック海外オプション」という名称でプランを用意しており、アメリカでも利用可能です。

ソフトバンクは「アメリカ放題」と呼ばれる独自のサービスを展開しています。ソフトバンクユーザーで対象機種を利用しており「世界対応ケータイ」（無料）に加入していれば、申し込み不要でアメリカ本土での通話・データ通信が無料になります。

アメリカのインターネット・Wi-Fi事情のまとめ

アメリカは都市圏を中心に無料Wi-Fiが普及しており、インターネットにつながりやすい環境です。しかし、無料Wi-Fiは通信が安定しない場合もあり、セキュリティ上の不安もあります。ビジネスで利用するなど常にインターネットにつないでおきたい方は、有料の接続方法を用意しておくと安心でしょう。

WiFiBOXのWi-Fiルーターレンタルであれば、無制限プランでも格安料金でレンタルでき、予約から返却までのステップが非常に簡単です。アメリカ旅行を検討されている方は、ぜひチェックしてみてください。